ママチャリに関して思うこと
ママチャリに関して個人的に思うこと、感じることを書かせていただきます。このような意見を持つ者がいるのだなと思っていただければ幸いです。ここで記載するママチャリは2万円以下の安価な物とします。
ママチャリのデメリット
ママチャリはほとんどの人やほとんどの状況に適さない。
- パーツが重い
- パーツの制度が悪い
- パーツが錆びる
- 車重が重くなる
- 長時間、長距離走ることが困難。上り坂は極端に疲れる。
- 上り坂で立ち漕ぎする際に手が腰の位置にくるため非常に漕ぎづらいし力が抜けやすい。
サドルの位置に対しbbが前にありすぎ。つまりシートチューブ角が小さすぎる。そのため、力が抜けやすく、登坂は著しく困難。おそらく年配かつ女性には適しているであろう。若いかつ男性にはメリットが少ない
- 分解が困難
- 長期にわたる運用が困難
スポークテンションが下がってきたため、上げようとしたらニップルが錆びていてニップル回しがはまらない。
そもそもニップルやスポークが錆びているため、ニップルを回したらスポークが折れそう。
- カスタムが限られる。
カスタムすると、時間と金を浪費する。外装8段変速にしようとするとハブだけで5000円くらいする。Deore XTと同じくらいの価格だ。
- タイヤの取り外しに工具が必要
そのためパンクしたら、押して歩くしかない。
- 後輪がバンド、サーボ、ローラーブレーキのため、タイヤは脱着が困難。
ママチャリのメリット
- 万人が乗ることができる。
- 自転車そのものが安価
- チューブ、タイヤが安価かつ入手が容易
チューブはダイソーで300円、タイヤはホームセンターで1000円で入手可能
- ステップスルーやスタッガードフレームのため乗り降りしやすい。特に自転車に乗る祭、助走をつける人にとっては最適だろう。
- シートチューブ角が小さいため、停車時でも足が地面に容易につく。おそらくbbドロップも大きいのでは。
- デフォルトの状態でかご、スタンド、ライト、二台、馬蹄錠、泥除けが付属
結論
ママチャリは必要な備品が全て揃っているインスタント自転車である。しかし自転車と呼ぶには様々な面から程遠い。(特に性能、維持の面で)緊急で自転車もどきが必要であれば購入もいいかもしれないが使い捨て自転車なのでエコとは程遠い。エコとは程遠いが経済には貢献できるかもしれない。買っては捨てを繰り返すからである。
通常の自転車のように壊れた箇所をピンポイントで修理することもできなくはないが、非常にやりにくいし、すぐにパーツがだめになるため、長期間運用するのであれば通常の自転車を購入したほうが時間も金も浪費しないし、よっぽどエコである。
ママチャリのコンセプトは非常に素晴らしいものだが、パーツが粗悪すぎる。しかし、通常の自転車は備品が揃っていないため、安価なクロスバイクを購入し、かごや泥除け、ハブダイナモ、馬蹄錠をインストールするのが最善の策だと思う。